ニキビの塗り薬の成分は？

大人ニキビの塗り薬にはいろいろな種類がありますが、皆さんはどのような塗り薬を使っていますか？今回は、にきび用の塗り薬についてちょっと調べてみました。ニキビの治療には内服薬と塗り薬がありますが、初めてにきび治療の薬を薬局などで購入する方はまず塗り薬を購入するのではないでしょうか。

ニキビは皮脂が過剰に分泌され、古い角質がはがれることなく厚く引っ付いたまま、毛穴に皮脂が詰まっている状態ですね。ターンオーバーが適切に行われていれば、少しぐらい皮脂が多く分泌されても毛穴に皮脂が詰まることはありません。ふたをされているので老廃物が排出されず、最近が繁殖して炎症を起こす。炎症を起こしたのが赤ニキビですね。

ニキビの原因はストレスやホルモンのバランス、寝不足などさまざまです。なので、ニキビの治療といっても原因に応じて異なるのは当然ですね。ただ、オイリーな塗り薬は毛穴のつまりをさらに悪化させる場合があるので、ニキビの塗り薬の基本はオイルフリーが無難です。

ニキビの状態が白ニキビか赤ニキビかによっては使う塗り薬は異なる場合があります。赤ニキビなら毛穴に詰まった皮脂に細菌が繁殖して炎症を起こしている状態なので、抗炎症作用がある塗り薬を塗るのが良いでしょう。さらに、細菌の繁殖を抑えるために抗菌効果がある塗り薬が適しています。抗生物質が劇的に効果を発揮します。

白ニキビの場合はまだ炎症を起こしていないので、ターンオーバーを早める塗り薬がお勧めになります。抗菌作用の塗り薬も良いのですが、赤ニキビとは異なり細菌の繁殖を抑えるよりは、皮脂の排出に蓋をしている角栓を何とかする作用の塗り薬のほうが適していると言えます。

日本国民が愛してやまないオロナインがありますね。ニキビにオロナインを塗る人も多いですが、オロナインに含まれているグルコン酸クロルヘキシジンには殺菌効果があります。この意味では赤ニキビにオロナインを塗るのは理にかなっていると思うかもしれませんが、にきびの細菌にこの成分が有効角かが問題です。

やはりニキビケアにはニキビ専用の塗り薬を使用するのが確実です。ニキビ専用の市販の塗り薬はいろいろありますが、含まれている有効成分としては、殺菌効果があるイオウやイブプロフェンピコノールが含まれているものが多いと思います。

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